2024年に印象的だった諸々を、ジャンル横断で10個選んでみました。
最近ジャンル横断でベストを選んでいる人を見かけることが多い気がしますが、ジャンル区切るよりもこっちのほうが面白い気がする。コンテキストがどことなく見えやすいとおもうので。
音楽・映画・テック・ポッドキャスト・イベント・本..etcについてです。
Music:the bercedes menz
年間通して興味を持っていた&今も最も興味を持っているバンド。リリースライブも、君島大空トリオとの対バンも、ひたすら期待の持てるアクトだった。
何をしでかすかわからない危うさもがあるが、その音もそういうスタンスも"いま"っぽいと感じている。今後も目が離せない。
Movie:夜明けのすべて
月1本は見ないというレベルでの映画の接し方だったが、年間ベストは確実に「夜明けのすべて」。
観た直後は、良い映画だったな程度の感想だったのだが、時間を置くにつれて、じわじわとその良さが身体を巡っていくような作品だった。
インタビューや関連ポッドキャストも、どれもそれぞれの角度・文脈から考える内容になっており、そういったエコシステム含めてとても良かった。
映画『夜明けのすべて』★★★3.9点。 https://t.co/9BFp3jy0Ov #Filmarks #映画 #夜明けのすべて
— しょーご (@sho5_midday) 2024年2月12日
これは必読すぎる、、、
— しょーご (@sho5_midday) 2024年2月23日
全編良すぎた
三宅唱監督作品『夜明けのすべて』― 撮影 月永雄太氏インタビュー
KODAKメールマガジン|VOL.220| https://t.co/ZX9lr9q87L
大事にとっておいた回を漸く聴いたが、やはりめちゃ面白かった
— しょーご (@sho5_midday) 2024年3月5日
"アプローチの誠実さ"的な話が本当にそうだなと思うな
S12-E7: 2024年ベスト映画『夜明けのすべて』を読む - 田中宗一郎 - THE SIGN PODCAST | Podcast on Spotifyhttps://t.co/BneMuPIAb0
Book:「CONTEXT DESIGN」渡邉康太郎
2024年の本では全然ないのだが、めちゃくちゃヒットした。
自分は、ここでいう「弱い文脈」に今でも可能性を感じているし、ここに賭けているんだと思う。
【特典付き】渡邉康太郎『CONTEXT DESIGN』通常版aoyamabc.jp
ブクログになかったので登録できないが、完全に⭐︎5の本だった
— しょーご (@sho5_midday) 2024年8月3日
まだ咀嚼しきれていないが、まさにここでいう弱い文脈を自分自身信じている、というかそうあったほうが面白いと根源的なレベルで感じているのだと思う#sho5_midday_book
渡邉康太郎『CONTEXT DESIGN』https://t.co/3OPgDOre2E
Book:「グローバルサウスの逆襲」池上 彰,佐藤 優
上半期ベストの本。再読中の今でも咀嚼しきれていないが、今の社会を見る上で欠かせないパースペクティブを語っているように思う。
【読了】『グローバルサウスの逆襲 (文春新書)』池上 彰 ☆5 https://t.co/fEJGqshqXi #booklog
— しょーご (@sho5_midday) 2024年5月26日
Book:「それでもなぜ、トランプは支持されるのか―アメリカ地殻変動の思想史」会田弘継
2024年に最も読まなければいけなかった本を、なんとか読みきれて良かった。
あまりに重厚。全く咀嚼しきれていないが、自分がいかに米国の政治状況を理解できていないかについてはよく理解できた。
トランプが戻ってきて社会がどうなるのかは皆目見当がつかないが、表面的な言説ではなく、その背景で何が起きているのかを抑えておくことは重要に違いない。必読。再読しよう。
Podcast:ロングフォームポッドキャスト
2024年はポッドキャストの年だったんだろう。
特に長尺であることの必然性についてよく考えたし、そこに関わる言説が今の社会に対して非常にクリティカルだと思った。
アメリカでは今年は「ポッドキャストの年」でもあった。
— Tetsuro Miyatake (@tmiyatake1) 2024年12月12日
VC業界や大統領選挙で重要な役割を果たしたため、より多くの企業、政治家、VC、起業家がポッドキャストを始めている。
Off Topicも来年企業やクリエイターがポッドキャスト化するための支援を行いたいと思います!https://t.co/Gelm1MrSz5
【TaiTan × 若林恵】
— 黒鳥社 / blkswn (@blkswn_tokyo) 2024年11月20日
人気ポッドキャスト #奇奇怪怪 が展開する思考と制作の拠点/会員制コミュニティ「品品団地」のラジオに若林が出演しました。
「アメリカ大統領選とポッドキャスト」をテーマに、TaiTanさん @tai_tan とあれこれお話ししています。
▷https://t.co/EVajo2tmGo pic.twitter.com/078Z9oK1jq
Event:なぜ都市に音楽は必要なのか? みんなで考える音楽都市のつくり方|Music City Conference Vol.00
なんとなく面白そうだなぐらいで参加したイベントだったが、ここ最近参加したイベントの中で、最も刺激的で、最も面白かった。
感想は以下にまとめたが、改めて考えると、本当に表面的な話が全くなく、終始一歩も二歩も踏み込んだ話が、退屈な前提合わせもなしに、繰り広げられていたから面白かったのかなと思う。
Company:CANTEEN
上のイベントで初めてCANTEEN遠山さんの話を聴いて、面白すぎてびっくり。こんな人いるのかという感じだった。
調べてみたら、注目しているあのアーティストも、このアーティストもCANTEENが関わっていて、普通に納得。
小手先ではなく、真正面からやるべきことをやる。今社会が一番必要な態度だと思う。
WORKSIGHTのインタビューもかなり良かった。
ちなみに、インタビューで触れられていた"『自由の地域差 ネット社会の自由と束縛の地理学』福井一喜"もかなり面白い本だった。
めちゃくちゃ面白かった
— しょーご (@sho5_midday) 2024年11月10日
ITコミュニティの話はかなり実感を持って理解できる事例であったこともあり、興味深く読めたな
自由という話を地理学という視点から考えるというのは、自分の中ではなかった視点なので、その意味でかなり興味深かった、むしろなぜ考えてこなかったのかという気すらするが https://t.co/Ey3USxrS8N
さらにちなみに、その後にあったB-Side Schoolの遠山さんの話も面白すぎた。
B-Side Schoolの遠山さんの話聴く
— しょーご (@sho5_midday) 2024年9月26日
第5回(9/26):「アーティスト活動を支えてくれるマネジメントチームをどうつくる?──CANTEENの実践とともに考える」
講師:遠山啓一(CANTEEN代表)
Other:マイクロ課金
これまでサブスク系の課金はあまりしすぎないように気をつけていたが、ちょっと考え方を変えて、結構積極的に課金するようになった。
特に、質の良い情報を提供してくれる人にはちゃんと対価を払わなければということで、少額だが月額課金も増やしている。
今パッと思いつくのは以下あたり。
ちょうどこんな文章も読んだ。良し悪しは置いておくとして、まさしくこの通りだと思う。だからこそ少なくとも今の自分にはお金を払う必要がある。
タダでそれなりに質の高い情報が世に溢れかえっていくなかで、一部の卓越した作家たちが、自分の発信を有料空間に閉じている
Other:インプットとアウトプットの実践
Substackを使って、面白かったWebの記事だったり動画やポッドキャストを毎週まとめるという営み。
このインプット・アウトプットの修行・実践が、今の自分にはあっていると思う。
2025年も続けていきたい。