2025年6月に聴いて良かった音楽のまとめです。
今月はあまり普段選ばないようなアーティストが多いかも。いやそんなことないか笑
Playlist of Spotify
Songs
Kevin Abstract, Quadeca「Abandon Me」
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脳盗で知った曲。
Kevin AbstractもQuadecaも全然知らなかったのだが、前者はBROCKHAMPTONの創始者で、後者も有名なアーティストなんだな、Wikipediaにラッパー/シンガーソングライターと並んで、YouTuber/ゲーム実況者とあるのが興味深い。
ジャケやタイトルの印象とは真逆の音に感じる。
青空のもとの草原に響き渡るような、ひたすら澄んだ、どこまでも届いていきそうな伸びやかな音が気持ちいい。ゴスペル的な叫びといえばそうかのかもしれない。
SE SO NEON「Remember!」
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プロデューサー/マルチプレイヤー/シンガーのSoyoon率いる韓国のバンド、SE SO NEONの新曲は、8/15にリリース予定のNewAL『NOW』からの先行シングル。
SE SO NEONについては全然詳しいわけではないのだが、いつもびっくりするぐらい音が良い。何でこんなに音がいいのだろうか。
SATOH「マイル feat.Gotch」
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ロックデュオ SATOHの新曲は、アジカンのGotchをゲストに迎えた1曲。
どっちかというとSATOHにhyperpopの印象を持っているからなのかもしれないが、ちょっとびっくりしたのは、Gotchのボーカルがこんなに違和感なく、SATOHの曲に馴染むのかということ。
Gotchのフロウが良すぎてビビった。SATOHのバイブスちゃんと受け取って応答している。
DOPING PANDA「Darlin' I love you」
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3ピースロックバンド DOPING PANDAの新曲は、全編日本語詞の1曲。
シンプルかつ大胆なギターの刻み方にらしさがあって良いなと思う。日本語ということもありストレートに届くリリックに対して、しっくりくる音になっている。
Kohei Shimizu, 星宮とと「D.U.S.K.*」
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幅広く活動を展開するSSW/プロデューサー/ギタリストのKohei Shimizuが日本在住のデジタルアーティスト 星宮ととを迎えた1曲。
星宮ととのボーカルが良い意味で癖がないので、Kohei Shimizuの細やかさが際立つ。バスドラムひとつ取っても、いろんな鳴り方をしているし、それ以上に左右でいろんな音が、いろんな鳴り方をしていて、空間が上下左右に広い。
こういう面白さが自然と楽曲に埋め込まれていて、わざとらしさを全く感じないところに、Kohei Shimizuは信頼がおける。
UVERworld「NO MAP」
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今年2025年に結成25周年&デビュー20周年を迎えたUVERworldが、7/2にリリースしたNewAL『EPIPHANY』より、ゲストボーカルにmiyou(Little Glee Monster)を迎えた新曲。
そことそこで一緒にやるんだという組み合わせだが、UVERworldってずっと面白い曲やっているなと思う。
なんか、現行シーンに合わせている感じは全くしないのだが、かといって自分たちの色を貫こうとしているほどの頑固さはないぐらいの塩梅で、毎回絶妙な音に仕上がっているような感覚。いきなりアコースティック風なギター入れ込むあたりとか、そうできないだろう。
家主「YOU」
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4人組ロックバンド 家主の1年半ぶりのシングル。
フックのグッドメロディが、コーラスを携えながら、ひたすら突き抜ける力強さが頼もしい。転調も繰り返しかましながら、そこまでいくのか。アウトロのギターソロも勢いを一切落とさず、ばっちし。
甲田まひる「ナツロス」
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甲田まひるのニューリリースは映画『ババンババンバンバンパイア』の挿入歌のために書き下ろした1曲。
久しぶりにわかりやすくジャージークラブの曲を聴いたなという感覚になった。夏っぽくて良い。
「休みたいバイト/バババイト/1biteだけでOKAY OKAY」のリリックが耳に残った。
というか、普通にフロウが良すぎるんだよな。いわゆる正統派なラッパーとは違うとは思うんだが、非常に身体性があるというか、言葉が手元にあって、ずっと上擦っていない。
DE DE MOUSE, MON/KU「SKULL GAL」
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今月一番くらった曲。DÉ DÉ MOUSEとMON/KUによる新たなコラボシングル。
イントロの雰囲気からは想像できない、これでもかというほど太くて凶悪でシンセが飛び込んでくるところで叫びたくなった。最高すぎる。冒頭30秒で勝負有り。
別に明確なメロディがあるわけでもないのだが、どことなくキラキラと光っているメロディが聴こえてくるあたり、さすがこの二人という感じ。
これはフロアで聴いたら相当アガるだろうなぁ。
underscores「Music」
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こちらもイントロから派手な低音が印象的。サンフランシスコ出身のシンガーソングライター/プロデューサー underscoresのニューシングル。
でかいタイトルつけてるけど、納得の一曲。リリックも面白い。これがこの人なりの「Music」なんだろう。
kegøn「TOXIC」
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ラッパー / シンガー / プロデューサー kegønによる2ndALからの先行シングル。
イントロから一気に上げていくねぇという展開が好き。もうぶっ壊れているとも言えるような音だと思うんだが、ちゃんと"熱"が音を繋ぎ止めている。
aldo van eyck「pool side」
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福岡を拠点に活動する4人組オルタナティブロックバンド aldo van eyck、3rdALからの先行シングル。
ギターなしのメロウでジャジーな楽曲だが、入りから左のサックスと右の鍵盤がよい。
この時代にあって、イントロ長くて攻めてるなと思ったら2分もやっててびっくり。
全体は8分もあってさらにびっくり。最後までずっとかっこよくて、もっとびっくり。
最近よく見かけるバンドだが、ポテンシャルめちゃ高そうだ。
原摩利彦, 井口理「Luminance」
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大ヒット映画『国宝』の主題歌。
ほぼ前知識なしで映画を見たので、最後にこの曲が流れたときに、この声誰だっけ?となった。
「正直、歌、いらなくね?」と本人が言うように、歌がなくても十分成り立つ映画と楽曲だったが、それでもやはりこの人の歌だからこその力が宿った気もする。
てか、オファー決めたのは、監督なのか。なるほどなぁ。