2023年に良かった50曲をまとめてみました。毎年思いますが、今年も良い音楽がたくさん聴けました。
- 毎月選んでいるベストをベースに選びました。
- 順位ではないです。流れと雰囲気で曲順を決めました。
- 全体的に日本の音楽メインです。
- 簡単に一言コメントを付けています。
- 基本は1アーティスト1曲にしています。
Playlist of Spotify
lyrical school「NEW WORLD」
イントロから、新世界の幕開けにふさわしい鳴り。リリスク8人体制での最初のリリースにして、これしかないじゃんという一曲。
BBY NABE,Lil’Yukichi,Noconoco「ALRIGHT」
この曲、めちゃくちゃ好きなんですよね。ジャージークラブのビートに乗せて、BBY NABEのキャッチーなメロと、身体にストレートに届くリリック。
こういう曲には、救われる。
LIL SOFT TENNIS「i have a wing」
"じゃまなやつはどいて/未来に投げるブーケ"というフックの強さ。
ExWHYZ「ANSWER」
この曲はドロップに尽きる。
bala,MANON.Shinichi Osawa.SUNNY ONLY 1「barla」
浮遊感あるトラックに、程よく耳に残る抜群のマイクリレー。BBY NABEのリミックス版もよかった。
LANA「L7 Blues」
今年はLANA観たかったんだけどなぁ。この曲、ライブで観たらぶち上がること間違いない。
Bonbero,LANA,MFS,Watson「Makuhari」
今年めちゃくちゃ聴いた曲の一つ。シンプルに終始みんなラップ上手すぎるわと感じる一曲。
KID FRESINO「rose」
フレシノは、ラップを畳みかけまくるこういう曲が好み。
(sic)boy,KM「sober」
(sic)boy、めちゃ良い感じに仕上がってんじゃんと思った一曲。KMのトラックがめちゃ良いのはそうなのだが、ここに乗せるフロウにカリスマ性を感じる。
ASP「I HATE U」
さすがのSATOHのプロデュース楽曲。チープになるシンセの音が抜群の心地。
SATOH「急げ!!!」
急げと言いながら、Aメロで一気にテンポ落とす展開に痺れる。
T.M.P「サマーエンド・スーパーノヴァ」
エモくて強そうなタイトルから、まさしくな音が流れてきて、素晴らしい。
Mall Boyz,gummyboy,Tohji「mango run」
なんか聴いちゃう中毒感。
MEZZ,なかむらみなみ「ROYAL MILK TEA」
AMEFURASSHI「SPIN」
こちらもカッコ良いジャージークラブ。ドロップも決まってる。
CHIO CHICANO「Like What Like That」
今年イチで"カッコ良い曲"だった。濃すぎる2分間。
Balming Tiger「SOS」
今年イチで"カッコ良いバンド"だった。今年はこのバンドを知れてよかった。ギュインギュイン鳴りまくるギター、ライブ観てみたい。
XG「PUPPET SHOW」
フックのビートが、音もリズムもカッコ良すぎる。
PAS TASTA「zip zapper」
これぞ日本のカオス。
羊文学「GO!!!」
"正解は今僕が変えてみせる"というとんでもなくデカいリリックを、ある種の向こう見ずな軽やかさを持ちつつ歌っている気がして、このバランスこそが今の音楽に必要とされている態度に思えた。
7co「TOMATO」
トラックもボーカルも心地良さが半端ない。
Homecomings「US / アス」
"たまたま美しい"というリリックが、ちょっと凄すぎすて、なにそれ最高じゃん、となった。
ずっと真夜中でいいのに。,Mori Calliope「綺羅キラー」
曲自体は昨年リリースですが、アルバム出たので。
やっぱりこの曲のインパクトはすごかった。
三浦大知「Sheep」
極度に張り詰めた緊張感を作り出す怒涛のファルセット。ただただ凄い。
yahyel「kyokou」
まさかyahyelがこういう曲をやるとは。
ドミコ「ユナイテッドパンケーキ」
イントロからのギターが、シンプルだけどカッコよすぎなんですよ。
マカロニえんぴつ「悲しみはバスに乗って」
メロも展開も、なかなかギリギリのライン攻めてるんだな、面白い楽曲だった。
北村蕗,梅井美咲「amaranthus」
一聴して、一つひとつの音から、良い緊張感を感じる。歌や音の置き方から、空間の使い方が抜群と感じる。
Mom「涙 - cut back」
深刻な言葉が散りばめられたリリックを、軽やかなフロウに乗せる。まさに"This is Mom"だ。
MON/KU「S I N K」
初めてMON/KUの曲を聴いた数年前に抱いた感覚と、全く同じ感覚を今も感じる。
他では味わえない音像と迫力には、何度聴いても、やられる。
SADFRANK「最後」
ここまで生々しい音楽は、ちょっと凄すぎた。
SAGOSAID「Stay soft, touch my skin」
このインディー感あふれる質感、たまらない。
家主「きかいにおまかせ」
中盤のザ・ギターソロって感じの音を皮切りに、あまりに大胆な転調を重ねながら、サビを繰り返す展開には、あまりにグッときてしまって、泣きそうになる。
宇多田ヒカル「Gold ~また逢う日まで~」
きっかり真ん中で曲のムードを大胆に変える展開はさすがだし、この人の"強い"言葉選びは本当に好き。
米津玄師「地球儀 - Spinning Globe」
圧倒的で、最上質な"J-POP"。
tuki.「晩餐歌」
これは確かにちょっと気になる"歌"だった。
NewJeans「Super Shy」
今年は、最初から最後までNewJeansの一年だった。そして一番好きな曲はこの曲だった。
YOASOBI「アイドル」
YOASOBIがこういうアーティストになるとは思ってもみなかった。この曲は色んな意味で本当に素晴らしかった。
原口沙輔「人マニア」
今年「SASUKE」から「原口沙輔」に名義を変更したわけだが、全く奇を衒った感じではなく、素直な手つきでこういう音楽が出来上がってるんだろうなという感じがして、本当に恐ろしい。
市川空「星の巡りが悪いなら」
松木美定や浦上想起あたりの空気感も感じつつも、もう少し夜の滑らかな質感を感じる楽曲。言葉の選び方にも音の置き方も、これは良いでしょという感覚。
松木美定「光線」
頭から"光線"っぽいシンセに、心が躍る。
戦慄かなの「broken」
sooogood!もとい、Kohei Shimizuの抜群のプロデュース。この質感とテンポ感、たまらない。
saccharin「TAI/ON」
"歌謡"の趣が全開で、凄いなとなった。
EASTOKLAB「Error」
いつもの通り抜群のボーカルはもちろんのこと、バスドラがめちゃ良い仕事している。後半の音の拡がり方は鳥肌。
林 和希「Wow」
この曲も今年聴きまくった。
このR&B、泣けてくるぐらい、優しく身体に食い込んでくるフロウ・リリック・音・色気があって、完全に惚れた。
So!YoON!,RM「Smoke Sprite (feat. RM of BTS)」
とんでもなく澄んだ音が鳴っている。異常な低音がぶつかっていて、えぐい。
柴田聡子「どこへも行かないで」
怖さも優しさも心地よさも奇妙さもある、何だかよく分からない曲。でも良い。
優河 with 魔法バンド「光のゆくえ」
とんでもないバンドに乗せて、とんでもないシンガーが歌えば、そりゃとんでもない曲になる。
この曲、飛距離がとてつもない。
諭吉佳作/men「機能美」
絶妙に遅いテンポ感、この音色に質感、最高にクール。
いつのまにか、諭吉佳作/menの表現の幅がめちゃくちゃ広がっていて、びびる。
君島大空「沈む体は空へ溢れて」
今年一番の曲は、確実にこれ。
年始にトリオのライブで聴いた時から、心底惚れていたので、音源としてリリースされて嬉しい限り。
"君島大空"というアーティストの最も魅力的な要素が、最大限に詰め込まれた楽曲。
繊細さも大胆さも、カオスも透明さも。全てがこの曲には、ある。
今年も色々あって、個人的にはあまり音楽を聴けなかった一年だったが、それでも良い音楽に日々出会えたことがありがたい。
みなさま、今年もお世話になりました。来年も、引き続きよろしくお願いいたします。