2021年のEP/ALを20枚をまとめてみました。
- 基本は毎月のベストをベースに選んでいます。EP、AL問わずです。
- リリース日順です。
- 1アーティスト1枚にしています。
- それぞれ簡単にコメント付けました。
毎年書いていますが、サブスクで音楽を聴くようになって、アルバム単位で音楽を聴くことは本当に少なくなりました。なので、そもそもの母数が少ないのですが、その中でも特に印象に残ったものを選びました。
ちなみに曲単位のベストは以下です。
shogomusic.hatenablog.com
おいしくるメロンパン「theory」 : 1/20
おいしくるメロンパンの音は、尖り方が洗練されていて、安心できる。
NOT WONK「dimen」 : 1/27
バンドとしての熱量が、音像の自由さという形で表現されている。
lyrical school「Wonderland」 : 4/7
今年1番聴いたアルバム。このアルバムについては、以下で色々書いたが、「Wonderland」というタイトルに相応しく、"極上のフェイク"を、リアルに描いてくれた作品。これぞリリスク。 shogomusic.hatenablog.com note.com
君島大空「袖の汀」 : 4/21
ガットギターと歌のみで奏でる、美しさの一つの極致。
Kabanagu「泳ぐ真似」 : 4/12
こんなに壊れているのに、こんなに伝わってくる音楽があるのか。
Porter Robinson「Nurture」 : 4/28
エレクトロミュージックの美しさを存分に味わえる作品。
KM「EVERYTHING INSIDE」 : 6/9
2021年はKMの年だったと言ってもいいかもしれない。参加アーティストを見るだけでもそれに納得できる並びだが、さらにこれだけ多様なトラックを鳴らせつつも、KMの音になっているのが、盤石すぎる。
said「Tracing The Past with HELLO DOLLY」 : 6/16
バンドによる、こういう爽やかさと疾走感を欲している。
adieu「adieu 2」 : 6/30
良いポップスってこういうものなんだよということを気付かされた。
STUTS & 松たか子 with 3exes「Presence」 : 6/23
曲も良くて、参加アーティストもこれ以上ない並びで、ラップももちろん良い。それがお茶の間に響き渡ったということに、良い流れを感じる。
理芽「NEW ROMANCER」 : 7/21
バーチャルシンガーとしての理芽の歌も興味深かったが、笹川真生の繊細な音使いと大胆な展開のコントラストに唸った。
Mom「終わりのカリカチュア」 : 7/28
期待通り、社会に対して、らしい切り口で、強烈にかましてくれた作品。
Official髭男dism「Editorial」 : 8/18
バンドとして、盤石すぎる。ポップスの概念を次々に押し広げている。
betcover!!「時間」 : 8/25
どのようにもうまく解釈できていない、異物の音楽。ただただカッコ良い。
羊文学「you love」 : 8/25
これほど、"祈り"の音楽を鳴らすバンドになるとは。神々しいまでの風格を纏いつつある。
Dos Monos「Larderello」 : 9/14
今、Dos Monosほど面白いことを仕掛けているアーティストは、他にいない。
折坂悠太「心理」 : 10/6
いまいち好みにはハマりきらずとも、耳が離せないほどの引力がある歌。
小袋成彬「Strides」 : 10/13
小袋成彬の音には、常に滑らかさと緩急があり、息を呑む。リリックから伝わるステートメントも力強い。
(sic)boy「vanitas」 : 12/8
ジャンルに縛られずに、鳴らすべき音を鳴らしている。そして、それが圧倒的なカッコ良さを放っている。
fishbowl「主演」 : 12/24
アイドルポップスとしての矜持が、ひしひしと伝わってくる。