選択の痕跡

音楽・テクノロジー・哲学

2021.10 Monthly Best Songs

2021年10月に聴いた音楽をまとめました。選曲に諸々ミスって、曲数が多くなりすぎました、 また埋め込み過ぎで重いかも、、、この数は多すぎなのですが、まぁしょうがない。良い曲ばかりなので。(次からまじで多くても20曲に抑えます。。。)

  • Songs

glaive, ericdoa「fuck this town」

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あまり日本語の情報がないのだが、非常に若いシンガーソングライターAsh Gutierrezによるプロジェクトglaiveが、ericdoaとコラボした新譜より。
括りたいわけでは全然ないのだが、やはり触れざるを得ない点としてhyperpopらしさを纏った音像であるということがある。若いって全然知らなかったのだが、もはや盟主のような安定感があるように感じる。

イントロの爽やかな感じからもう良いのだが、フックの音でちょっと変な様相に音像が変わる。なんなんだろうこの音、なんとな景色がくすんだ感じの低音がお気に入り。しっかりとメロディが立っているというのもポイントで、キャッチーな曲になっている。この音でこのタイトルというギャップも○。

JPEGMAFIA「NEMO!」

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アメリカのラッパー、JPEGMAFIAの4枚目のアルバムより。こちらも軽くググった限りではあんまり情報がないんだな、、、

色んな音を縦横無尽に切り貼りして創りあげる独特の音像が特徴かと思っているが、本当に不思議な鳴りをする。音の切れ味が半端ないし、定位もえげつないぐらい自由であちこちから変な音が襲ってくる。曲としてギリギリ成り立つかのバランスを攻めているのが面白い。

長谷川白紙「ユニ」

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海外の激やばアーティストから繋いでも一切の見劣りがない、日本のアーティストより。Google Pixel 6のCMソングにも起用されている長谷川白紙の新曲。

イントロから壮大にバグっている。と思ったら、綺麗なピアノを中心に広がっていく音が心地よい。けどもやっぱりちょこちょこ見え隠れするバグ感。一筋縄ではいかないアーティストだなーと改めて再確認する。それにしても最近の長谷川白紙の歌には毎度驚かさせる。声がまず良い。艶があるとは違う方向の声だと思うのだが、この拡がりがありつつも力強い声が廻りの音と調和している。メロディももちろん良い。メロディが良くて強いからこそこれだけ色々出来るんだろう。

今作では、オーケストラ感あるなーと思っていたら、ドラムにYasei Collectiveの松下マサナオ、ストリングスに徳澤青弦と梶谷裕子を迎えているとのこと。周辺に蠢く声なのか音なのかもはやよく分からないような音たちを率いるかのように、壮大になる音に感服。これだけ色々ある中でも、最後には調和を感じたのだが、これも長谷川白紙の声がなせる技かもしれない。でも最後はちょっと音割れ感ある締めっていうのも、なんからしいね。

星野 源「Cube」

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映画にはめっぽう疎い自分でもなんとなく名前ぐらいは知っている「CUBE」の日本リメイク版の主題歌としてタイアップされた星野源の新曲。

「創造」「不思議」とめちゃくちゃ良いムードだなと思っていたが、その流れそのまま引き継いだように感じるこの曲。とにかく自由だ。入りからのオルガンの前のめり感がもう最高なわけだが、そのまま暴れ続けるオルガンに終始耳を奪われる。
これだけなんか色々鳴っているようでも、全体で見てもドラムとベースとオルガンしか鳴っていないとのことで、驚く。それもこれも、とにかく多様なリズムが詰め込まれているからかもしれない。曲の展開に合わせてリズムはころころ変わるし、楽器ごとで見ても色んなリズムが入り組んでいる。それだけ暴れまくっても、ちゃんと身体に馴染む音になっているのは、ハンドクラップが良い味出しているからじゃないかなと思った。いやーこの星野源は、面白い。

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aespa「Savage」

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SMエンターテインメントのガールズグループにより、初のミニアルバムより表題曲を。

aespaの名前は時折目にしていたし、曲もちょこちょこ聴いていたと思うのだが、この曲にはやられた。やばすぎでしょう。
やり過ぎでしょというぐらいにやってしまうKPOPのパターンだが、それをこのクオリティでやられたら、何も言えないし、感心しかない。「ドラムとベースを中心としたパワフルなトラップジャンルの曲」という公式の説明を見つけたが、こんなのある側面からの一面でしかない、変な音もいっぱいだし、フックの展開もそうくるんかい!という感じだし、とにかくめちゃくちゃに詰め込まれている。それでいて、フロウもカッコ良くて、歌も普通にうまいと。改めて感心するしかない。

調べていて、「メタバースガールグループ」とも謳われていることを知っていたが、この高いクオリティでのごった煮感は確かにメタバース的かもと、ここでも感心してしまった。

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電音部, banvox, 灰島銀華(CV: 澁谷梓希)「Night Flying」

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ケンモチヒデフミtofubeats、パソコン音楽クラブといった錚々たるトラックメイカーも参加している音楽原作新規プロジェクト『電音部』にbanvoxが提供した1曲。

電音部とは?みたいなのはここにまとまっていたが、面白いことをやっているものだ。それにしても、このbanvoxは原点回帰感があって最高だ。自分の中のEDM感はbanvoxが形作ったと言っても過言ではないのである。

最初聴いたときは、「laser」みを感じるなと思ってあがったのだが、改めて聴いてみると、「Summer」や「Watch Me」の感じかもしれない。いずれにせよ、要は超良いということだ。キャッチーなメロにこういう狂暴ドロップをぶつけてくるのが最高に好きだし、ドロップからヴァースに戻るところの素材の使い方とか、めちゃくちゃバンボらしいなとにやけてしまった。これで爆踊りしたい。

jon-YAKITORY, Ado「蝸旋」

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ボカロPであるjon-YAKITORYが、Adoを迎えた新曲。この曲はリリース時は全然知らなかったのだが、木村拓哉主演のゲーム『LOST JUDGMENT:裁かれざる記憶』、別名キムタクが如く2の主題歌ということで、たまたまゲーム実況動画を見ていて、おーと思った曲だ。

Adoの歌は、とにかく突き刺すような力強さを纏っているのが、本当に凄い。なぜこんな歌を歌えるのだろうか。身を削って声を絞り出しているようにも感じるのが、若干心配ではあるが、、、
ポップスにしては、重めの音作りになっていると思うのも、Adoの歌やリリックとの雰囲気と合っているので良いなと思った。細かいが、ちょっとトラップっぽく左でなり続けるハイハットもなかなかに好みだった。

Tomggg, phritz, Shelhiel「Love Ride (feat. Shelhiel)」

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良いエレクトロを鳴らすTomgggとphritzが、マレーシアのシンガーShelhielを客演に迎えた楽曲。

超有り体に言えば、めちゃくちゃエモい。めちゃくちゃ踊れるやつだし、上がり過ぎず鳴らし続ける温度感に、それだよね!!!!という感じになる。音の置き方も、メロディも、どこを見ても良いなと思う。クラブで聴いてみたいなー、超良い感じに鳴るに違いない。
phritzが絡んでいるからか、hyperpopみも若干あったりするという面白みもあるのだが、それは些末な話。文句なしでめちゃくちゃ良い曲だと思った。

spincoaster.com

All lull wave「存在 (Ghost)」

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どこで観たのか全然思い出せないのだが、調べてみたら、Balloon at dawnの井口による新プロジェクトとのこと。Balloon at dawn。好きなので、そこから拾ってきたのかも。デジタルクワイア感が好きというのもあるが、こういう雰囲気好きだなー、良い感じに鳴っているなーと思う。

Yaffle, Daichi Yamamoto, AAAMYYY「Reconnect」

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ポケットモンスター』シリーズの25周年を記念したミュージック・プログラム『P25 Music』を総括する作品『Pokémon 25:ザ・アルバム』より、Yaffleが制作し、Daichi YamamotoとAAAMYYYが参加した楽曲を。

ポケモンど真ん中世代なので、もう懐かしすぎてそれだけで感慨深いわけであるが、最近のDaichi Yamamotoの切れ味ヤバくないですかね、終始キレキレでカッコ良すぎる。フックはAAAMYYYがばっちり締めているのも良い。もちろんYaffleのビートも最高で、イントロ含む色んなところでサンプリングされるポケモンサウンドトラックにもやられる。アウトロのサンプリングもやっばいよね、同世代ならこの感じは共有できるはず。

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KM, Daichi Yamamoto「81 seconds (Theme of +81 Connect)」

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Spotifyの企画で、KMの81秒のバチバチにカッコ良いトラックに、色んなアーティストがリリックを乗せて配信しているものだが、Daichi Yamamotoのキレキレ具合が81秒でも十二分に伝わってくる。これは文句なしでカッコ良すぎるでしょう。

fnmnl.tv

butaji, STUTS「I'm here」

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『大豆田とわ子と三人の元夫』や折坂悠太との共作曲“トーチ”で話題になったシンガーソングライターbutajiの最新アルバムは、とにかくグッドミュージックとしか言いようがない。そして、インタビューとか読んでいると、その態度がカッコ良すぎる。なんか、軽はずみに何も言えないんだが、音楽だなぁ、ポップスだなぁという曲がたくさん詰まっている。

一番気に入ったのは、STUTSとの共作のこの曲。終盤のリリックには息を呑む。ちょっと長いが、これは引用させていただきたい。
この言葉の強さ、タイトルの意味。色んな事がある世の中で、それでもとにかく力強く、生きていくこと。butajiはインタビューでこう言う、音楽を聴いている瞬間だけ楽しいような音楽ではなく、音楽を聴いていない生活している時間に作用する音楽を作りたいと。
確実にそういう音楽だし、そうなるだけの強度を持った楽曲であることを確信している。

後悔は全てこうして
自分に降り積もる
思い出なんかに
ならないままに
それでも結局はこうして
時計を進めていく
すごく不安でも
ずっと不安でも

きっと聴かないでしょう
君は僕の歌を
だから辞めたり
始めたりして
続けることで僕が僕を知れる
伝えることでここにいれる

I am here, right, next to you

mikiki.tokyo.jp

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turntokyo.com

折坂悠太, Sam Gendel「炎 (feat. Sam Gendel)」

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折坂悠太の新作アルバムより。正直なところ、好みの問題であまりハマりきらないアーティストではあるのだが、やっていることは凄まじいのは明らかで、一切の異論がない。

このテンポ感で、空間を掌握するかのように終始なり続ける音楽に圧倒される。一体射程がどこまであるんだ、しかもその射程は3次元ではなく、もっと高次元の何かを表現しているように思えて仕方がない。最近よく名前を見るSam Gendelのトラックもバッチリなんだよなぁ。凄い。

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BBHF「ホームラン」

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BBHFのニューシングル。毎作毎作、これだけ安心して聴けるバンドって、そんなにないと思う。

パスピエ「言わなきゃ」

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12/8発売予定の7thアルバムより、先行配信された1曲。これだけストレートにぶつけてくる曲は、パスピエらしくはないなと思ったのだが、なんだかリピートしちゃう、そういう曲だと思う。こういうバンドサウンド、特にギターもなんだか良いよねと思う。

ドミコ「化けよ」

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ドミコの最新アルバム『血を嫌い肉を好む』からの1曲。2020年春にリリースされたミニアルバム『VOO DOO?』にも収録されていたものの再録という形だが、新たなサウンドメイクがなされている。正直気づきはしなかったのだが、この曲普通に大好きで、超良いなと思う。
ドミコの持つダウナーな雰囲気とエグみみたいなものが良く出ている曲だと感じる。そんなに凝ったアレンジをしているわけではないと思うのだが、それでも(それ故に?)、この不穏さが出るのが面白いし、これがドミコだなと思う。ギターソロも、特別なことをしているわけではないけれど、重さと勢いで押し切るのがカッコ良い。

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水曜日のカンパネラ「アリス」

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これまで水曜日のカンパネラの顔を務めていた主演・歌唱担当のコムアイが脱退し、2代目主演・歌唱担当の詩羽が新メンバーとして加入し、新体制にてリリースされたシングルより。
詩羽の歌には幼さも感じるのだが、グループとして攻め具合は全然変わらないし、むしろコムアイとは違った色がしっかり出ていて良いのではと思う。

この曲はなんといっても、フック。コロナ禍も意識したリリックとも重なりがあるような、無音を大胆に活用したタイム感に唸った。

Maika Loubté「Flower In The Dark」

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約2年ぶりのニューアルバムは、全体的に面白い音があちこちで鳴っていて、実験的でありつつも、歌でしっかりまとめきった作品だなと感じた。その中でもこの曲は面白かった。

声の重ね方がもう面白いが、そこに一筋縄ではいかないトラックの歪みが絶妙に絡まって、不思議な感覚になる。2番ではガラッと変わる雰囲気にもハッとする。

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Ryu Matsuyama「Roots, trunk, crown」

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スリーピースバンドRyu MatsuyamaのニューEP『And look back』より。どの曲も良かったのだが、この曲が一番気に入った。

力強いドラムと、ボーカル・コーラスとピアノの神聖な響きで始まるこの楽曲は、途中ベースが一気にカットインしてくるところで、驚愕した。まさかそう来るとは思っていなかったわけで、まじかよ!!となった、これはかっこよすぎる。
はっきり言えば、これだけブリブリで動き回るベースをこういう楽曲に当てるのは、違和感でしかないのだが、ベース自体がそもそもカッコ良すぎるし、そうなると、違和感もむしろカッコよさに転換される。そのカッコよさで、全てをねじ伏せている。

調べてみて非常に納得、この曲は⻄表島を舞台にしたドキュメンタリー映画『Us 4 IRIOMOTE the Movie』への書下ろしであり、実際にピアノボーカル・Ryu は、この楽曲制作にあたり⻄表島の現地査察したらしい。楽曲の持つ壮大さとベースの力強さは、雄大な自然のインスピレーションから来ているのかもと考えると、全てに納得した。

mag.digle.tokyo

Jua, 石若駿, Shimon Hoshino「Venom」

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日英仏3言語を扱うトリリンガル・ラッパー、Juaが、ドラマー石若駿、盟友プロデューサー・Shimon Hoshinoとコラボした1曲。

Juaのことは知らなかったのだが、最近まじでトリリンガルとかでカッコ良いアーティストが次から次へと出てくるな。石若駿が絡んでいて良くないわけがないわけで、オートチューンがかかったボーカルは心地よさあるし、畳み掛けるようなフロウのラップはバチバチにカッコ良い。全体的にシンプルではあるので、ボーカルやラップが際立つが、その裏で暴れる石若ドラムも健在。ほとんど表に出てこないぐらいほのかな鳴りだが、ベースも地味にカッコ良いんだよな。

碧海祐人「夜風」

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碧海祐人の新曲も、ドラムは石若駿。そしてベースはシンリズムのライブメンバーとしても活躍する今野颯平という、つよつよ布陣。

タイトルの通り、1秒目から夜風じゃんってなるサウンドメイキングが流石。沁み入ってくるような優しい音で、ひらすら心地よい音楽を鳴らしてくれるアーティストだ。

パソコン音楽クラブ, 川辺素, unmo「海鳴り」

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パソコン音楽クラブの3枚目のフルアルバム『See-Voice』より。これまでの楽曲と比較して、柔らかい音が多く、それが故にもともとあるメロディや歌の良さがさらに際立っている。何か、上手く言葉に出来ない感覚をアルバム全体から感じたのだが、それは今作が、心理や精神的なものを表現したものであるからかもしれない。
そんな中でもこの曲はドラムンベースっぽい強いダンスビートが鳴っている。それでも柔らかさは変わらないし、むしろダンスビートと共鳴することで、柔らかさはもう一段別の次元へと深化しているようにも聴こえるのが不思議だ。それにしても「海鳴り」という言葉がめっちゃ良いな。。。最後に海を見たのはいつだろう。

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小袋成彬「Strides」

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小袋成彬の3作目のアルバム「Strides」は7曲というこじんまりとした内容となったが、そのクオリティは疑う余地も一切ない。

小袋成彬にもそれなりに色々とあったし、今作1曲目を飾る「Work」も色々と言われそうな雰囲気があるが、そういうことはとりあえず横に置いておいて、とにかく音楽に耳を傾ければ、どこからどう見ても良い音楽ばかり。小袋成彬の音楽は音の一つひとつの粒の輝きと、その音を導いて作り出す緩急が素晴らしいなと再確認した。

個人的に最も好きなのは「Formula」かなと思っているのだが(ラストのリリックにめちゃくちゃ心を掴まれた)、やはり今作はこの曲だろう。小袋成彬としての今のムード、スタイル、ステイトメントを、抜群に表現した1曲になっていると思う。
インタビューを読んでいて、"empathy"が今作の裏側のコンセプトなんだという話をしていて、めちゃくちゃ腑に落ちた。この曲のリリックは、大きな視点と小さな視点のラインが交互に行き来するリリックになっていると思うのだが、"empathy"ってそういうことなんだと思う。
決して目の前の身近な話だけではない。大きな視点からの話があって、それを踏まえてなお、靴ひもを結びなおして、小さなストライドから歩き続けていく。歩幅を合わせながら。

ちなみに、最近"empathy"に関して、この本を読んだが、めちゃくちゃ面白かったので改めて読み直したいなと思った。おすすめである。あと、渡辺志保とのインタビューはテキストにもなっているが、Youtubeに動画も上がっていて、それのバイブスがめちゃくちゃ良かったので、こちらも是非見てみてほしいなと思う。

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D.A.N.「No Moon」

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3年ぶりのD.A.N.のアルバム「No Moon」の最後を飾る楽曲。久しぶりにD.A.N.の楽曲を聴いた気がする。

個人的に、今作は全体的にビートが面白かった気がする。そんな中でもこの楽曲のビートは一発でやられた。シンプルだけど、強靭なビート。特にハイハットが最高すぎた。ハイハットの刻み方にもパターンがあって面白いし、もちろんそこに乗る上物も完璧なバランス。リリックもかなり興味深くはあるのだが、このビートだけで永遠に踊れそうな気すらした。

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