選択の痕跡

音楽・テクノロジー・哲学

2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧

クラシック音楽小説『蜜蜂と遠雷』を読んで、社会のリアルを考えた話

2016年に文庫化され、2017年には第156回直木三十五賞、第14回本屋大賞を受賞した、恩田陸の小説「蜜蜂と遠雷」を読んだ。 蜜蜂と遠雷 作者: 恩田陸 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2016/09/23 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (61件) を見る 今年の…

2019.4 Monthly Music Log

2019年4月の音楽系ニュースや出来事等から、考えたことを残しておきます。 コーチェラ・フェスティバルについて 4月12日(金)〜14日(日)、4月19日(金)〜21日(日)の2週に渡り、コーチェラ・フェスティバルが今年も開催された。ラインナップの豪華さと…

「CROSSING CARNIVAL'19」に行って、少し先の未来にある"明るい日本の音楽"を観てきた話

2019/5/18(土)に、「CROSSING CARNIVAL'19」に行ってきた。カルチャーWEBメディア「CINRA.NET」主催のサーキット型フェスだ。名前の通り、クロスオーバーを意識したイベントで、ゲストとのコラボやトリビュートなどが試みられる点が特徴的で、面白い。2017年…

2019.4 Monthly Best Songs

2019年4月にリリースされた曲・アルバム、もしくは発表されたMVから特に良かった10曲を選びました。 おまけでその他で良かった曲や、観たライブの感想なども書きましたので、良かったら是非。 ■Songs 10:そこに鳴る「業に燃ゆ」 www.youtube.com 大阪の2ピー…

"SYNCHRONICITY"は、日本が誇る音楽フェスだと思った話

4/6,7で『SYNCHRONICITY'19』に参加してきたので、そのことを書いておきたい。 synchronicity.tv 初めてこのフェスを知ったのはいつだっただろうか。フェス自体は2005年から始まったらしいが、おそらく自分は2014年ごろから参加するようになった気がする。毎…